歯が無くなると、体の様々な部分に影響がでてきます。
歯を1本でもなくすと、歯以外にも様々なことに影響が出ることに気づくきます。自然に微笑むことができなくなったり、精神的に負担を与え歯や口がいつも気になり、残っている歯まで不快に感じることなど様々なことが起こります。肩こりがひどくなったり、はっきりしゃべれなくなったり、頭痛に悩まされることもあります。
歯を失ったことで生じる影響は人によりさまざまですが、具体的にどの部分の歯を失ったかによっても異なってきます。歯冠だけを失った場合には歯の見える部分をなくしたことになりますが、歯根も失ってしまった場合には歯の見えない部分もなくしたことになります。歯根は歯を顎骨に固定し、歯冠をしっかりと支えている部分です。歯根がなくなると、抜けた歯の周りの骨は徐々にやせ細り、残った健康な歯が移動してきて、やがて噛めなくなる恐れもでてきます。
人間は上下の歯がきれいなアーチ型になっているからこそ、『食べる』や『話す』という行動を取ることができます。バランス良い食事を楽しみ、健やかに過ごすには歯がとても大切です。
顎の関節を動かして『噛む』という行動は、脳にも刺激を与えます。脳の活性化へと繋がるため、噛む能力が落ちると、脳への刺激が減少するため老人性痴呆症を誘発する可能性もあります。さらに、噛めなくなると唾液の分泌量が減り、全身に影響を及ぼします。唾液にはペルオキシターゼという抗ガン物質が含まれているので、噛めなくなることでガン予防効果も衰えてしまいます。
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