世界で用いられているインプラントは、製造されてからの月日に応じて、
本来発揮すべき骨との接着能力が大幅に低下した状態にあることが、
最近の研究で明らかとなりました。
光機能化技術とは、本来のチタンの性能を取り戻す画期的な技術です。
研究者の小川先生が2011年米国補綴学会最高学術賞の受賞が決まりました。
2010年の国際歯科学会William J. Gies Award賞に続いての受賞となります。
これにより、光機能化の技術確信が、世界的に認められ、
世界スタンダードとなりつつあると最新のインプラント技術いっても過言ではありません。
光機能化技術は、チタンの老化を克服すために開発され、
インプラント表面に一定の波長の光をあてることにより、インプラントと骨が接着しやすくなるようにします。
小川先生の研究では、インプラントと骨が約98.2%まで骨と接着することができ、さらに接着スピードが今までに比べ4倍早くできることが分かり、
治療期間の短縮が可能となりました。 また、インプラントの安定性と成功率も向上し、今までの接着能力よりも約3倍接着力が高くなるという結果がでています。
インプラントと骨が強固に接着することで、骨造成手術が必要な外科治療を回避することができます。
治療の対象を最小限に抑えられるため、患者さんの負担を軽減することが可能です。
この技術は、インプラントにとって大きな技術改革と言えます。
UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)の小川隆広終身教授によって開発されたこの技術は、権威のある英文科学雑誌に多く掲載され、欧米の教育プログラムや教科書にも導入されるなど 極めて高い信頼性と効果が実証されています。
足立歯科クリニックは、光機能化バイオマテリアル研究会の認定正規ユーザーです。
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